RGSS2を知る(22)

Windowクラスの描画系は非常に複雑だ。
いろいろと調べたがあまりにも面倒なので簡単にまとめる。


・contentsはカーソルより手前に描画される。contentsを不透明な画像にするとカーソルが見えなくなる。
・back_opacityは背景のみで枠には影響せず、opacityは枠と背景に影響する。
・contents_opacityはカーソルとcontentsに影響する。
・contentsがウィンドウからはみ出したときのスクロール表示とポーズサインはopacity系プロパティのどれにも影響を受けない。
・contentsはウィンドウの(x+16,y+16)〜(x+width-16,y+height-16)の範囲に限定して描画されるが、カーソルは(x,y)〜(x+width,y+height)の範囲まで描画される。


ついでにtrue/falseを設定するプロパティの動作と、「範囲外の値は自動で修正されます」のプロパティの動作。

window = Window.new
window.pause = nil
p window.pause # => false
window.pause = 1
p window.pause # => true

window.opacity = 300
p window.opacity # => 255