RGSS2を知る(31)

Tilemapのデータ詳細。
suppon氏の資料を真似してひとつ作ってみた。

あちらはタイルIDの内訳を調べるもので、こちらはタイルIDの内訳により、オートタイル基本パターンのどこが描画されるのか、を調べるもの。
TileA2.pngのうち、左上の地形のところ64×96pixel範囲の16×16ごとに左上から順に0から連番を振ってみた。
こんな感じ。

 0  1  2  3
 4  5  6  7
 8  9 10 11
12 13 14 15
16 17 18 19
29 21 22 23

オートタイルは16×16ごとに区切られ、タイルIDの内訳48パターンに分類され、そのパターンが表すのは「64×96のうちのどこを4つ組み合わせて描画するか」である。
左上の絵なら4つの角が組み合わされ、その右のやつは角と端が組み合わされる。真ん中は4つの角境界(基本パターンの右上の4つ)が描画されている。
まあ、見たままなのだが、ポイントはこの絵の右上の真ん中。
18 17
14 13
となっている。角じゃない部分は上下左右を入れ替えることで、同じ絵が並ばないようにしているのだろう。
なるほど、データを少なく抑えつつ見た目を綺麗に仕上げるうまい手だ。このへんはツクールのノウハウが詰まっている、という感じがする。