2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

敗軍の将は兵を語らず

とかいうタイトルを付けつつ、別に将でもないので語りまくる。 dxsdl2r リポジトリはこちら。 描画系をOpenGLに書き換えた。理由はスケーリングや回転のSDL2の座標関連の扱いが気に入らなかったから。あと、3D描画を試したかったから。 ということで3D関連の…

物理エンジンを作る4

四角を回転させることにチャレンジしてみよう。回転した四角同士の衝突判定はDXRubyで普通に可能だが、衝突した反応を計算するためには、衝突点と作用線を求める必要がある。それがあれば先日の計算にそれらをぶち込むことで結果が計算できる、はずである。 …

物理エンジンを作る3

反発するようにしてみよう。前回のコードでは衝突した場合に作用法線方向の速度を0にするだけだったのでピタっと止まっていたが、反発させると弾むような動きを作ることができる。衝突後に回転させたりするのも、円と四角が衝突した場合に自然に反応するのも…

物理エンジンを作る2

前回は中身のほぼ無いコードだった。今回はこれにちょっとだけ追加しよう。いきなり難しい計算などは無理ゲーなので、とりあえずは回転しない四角を動かすところから。 ComplexVector 速度の表現をComplexでやるのはよいのだが、2Dの力学計算は基本的にVecto…

物理エンジンを作る

今年最初の記事はまたオモムキを変えて、DXRuby用2D物理エンジン(モドキ)を作ってみよう。 物理エンジンとは Box2DやChipmunkのような、物体の衝突をなんとなくそれっぽく計算してくれるライブラリである。基本的には剛体(変形しない物体)を扱い、物理エンジン…