DXRuby1.3.2dev

DXRuby1.3.2devをWikiのファイル置き場に置いた。
http://dxruby.sourceforge.jp/cgi-bin/hiki.cgi

大きな修正点としては、DXRubyFrameworkのものに近い衝突判定の追加。Spriteオブジェクトの描画にあわせてSprite#angle=やSprite#scale_x=/scale_y=などで指定した変形に連動して衝突判定範囲も回転したり拡大縮小したりできる。変形させた場合多少遅くはなるが、ピーク負荷ギリギリを狙ったような弾幕ゲーとかじゃなければ意識するほどの違いはない。
逆に見た目とリンクさせたくない場合の指定や、衝突判定そのものをしなくなる指定も追加しといた。
DXRubyFrameworkやDXRubyExtensionの判定との違いは衝突検知コールバックのタイミング。いままでは判定ループをしながら呼び出していたが、DXRuby1.3.2devの処理では判定ループ内では呼ばずに溜め込んでおいて、終わってからまとめて呼び出す。これでどうなるかというと、判定を中断して負荷をカットする手が使えなくなり、代わりにコールバックで配列を操作することができるようになる。パフォーマンスから扱いやすさに振った仕様とでも言うか。
ああ、あとまだ矩形の判定しか対応していない。いろいろと難解な問題があるためなかなか簡単にはいかないようだ。

それ以外の変更点としては、Image#circle/circle_fillの描画アルゴリズムを変更したこと。半径を指定するのにできた円は直径が指定した半径*2+1、というのが気に入らなかった。ミッチェナーのアルゴリズムだったから。俺的に自然な形に修正した。まさかとは思うが円の描画に厳密に依存したコードを書いてる人とかおらんだろうと。

次は何するかなー