DXRuby1.5.8devリリース

ちょっと勢いで作っちゃった新機能を公開するために、これまでのバグ修正などを含めた1.5.8devをリリース。
http://dxruby.sourceforge.jp/cgi-bin/hiki.cgi?%A5%D5%A5%A1%A5%A4%A5%EB%C3%D6%A4%AD%BE%EC

細かいものから大きなものまでいくつかのバグ修正と、最近話題のSoundEffectの機能追加が入っている。
SoundEffectはwavファイル出力機能と、矩形波のデューティ比設定(readmeに書き忘れたけど)、配列化および配列からの生成である。配列化ができればファイル出力はRubyで書けるといえば書けるんだけど、一発でできれば楽なので作っておいた。
配列からの音生成ができるともはや何でもアリな世界に突入してしまうが、波形を自力で思うように生成できる人というのも限られると思うので、基本的には従来どおりに波形を生成して、何かしら特殊なフィルタをかけたいときに配列化して操作するとかそんな感じになるのではないかと思う。基本的なフィルタは組み込みメソッド化して簡単にかけられるようにはしておきたいところ。なんにせよ、あくまでもSoundEffectは簡単な効果音を簡単に生成するためのクラスなのである。立場的には。

もうちょっとやっておきたいことはあるが、これでだいたい基本的には安定してきたような気がするし、追加クラス/モジュールを外して1.4.1としてもいいかなーぐらいにはなってきた。
1.4.0と比べて内部的な動きはより良くなったと思うし、仕様変更としては大きいRenderTargetの自動update(きちんと作られた過去のコードはそのまま動く)は便利だし、Spriteのクラスメソッドの動きも整備されたし、文字のaaも制御できるようになったし、既存クラスにいくつか追加したメソッドは地味に痛かったところを解消してくれる。
あとはRuby2.1を待ってそれに対応する形でリリースする感じでいいだろう。

こうなってくると問題は1.6.0の目玉は何かという話で、まあ、Vector/MatrixやInput::IMEの追加、OpenGL対応とかそんなところになってくるのか。それとも挫折するのか。他になにかひらめいちゃったりするのか。急ぐもんでもないし、こっちは地道にやっていこう。