プリセット画像というアイデア

これは昔書いたかもしれんし、Twitterでつぶやいたかもしれんけど、DXRubyにプリセット画像を用意するという発想はずっと前から持っている。水視さんが手伝ってくれてた頃に思いついてたら迷わずお願いしてたはずなのだが、それが無いということはまあ、るびまに記事を載せた時期以降にひらめいたことだろうと思われる。

プリセット画像

ようするに、DXRubyのライブラリに絵を添付しようという話である。ライブラリと一緒に画像ファイルをインストールするのはちょっと無理があるから、Imageクラスのメソッドに何かしら追加して、プリセット画像のImageオブジェクトを返すようにする、という感じで作ることを想定している。
プリセット画像専用の拡張ライブラリを作れば、バイナリに画像を埋め込んでおいてrequireしたら使えるようになるし、しなかったら読み込みもされないから、ocraでexe化するときに添付されなくて容量的にも優しくなる。また、画像だけの無断配布を制限する手段にもなる。プリセット画像があればちょっとしたゲームぽいものを作るときにトウフでしょんぼりすることがなくなり、動かして嬉しい気分が倍増するし、テキストのコードをブログに貼るだけでDXRubyユーザはそれなりの見た目のものを動かしてみることができるようになる。スクリーンショットもマシになるだろう。
こういうものがあったら嬉しいのは誰よりも俺自身だ。

なぜやらないのか

まあ、絵が描けないからである。俺が絵を描ける人間ならサンプルはもっと賑やかになってただろうし、それなりのゲームを作ってみようと言う気にもなっていたはずで、しょんぼりなものばっかり公開してるということは、つまりまったく絵が描けないのである。そりゃあ長い人生何度もチャレンジしたけどことごとく挫折したさー

他の選択肢として

当然、他の人にお願いして描いてもらうという選択肢はある。んでも、ドット絵を描くのはそれなりに大変だろうし、こっちからお願いしてもDXRubyごときのために描いてくれるとも思えん。検索すると有料で請け負う人もいるみたいだけど、けっこう高いし、DXRubyはオープンソースのライブラリなのだから、そのために俺が身銭を切って発注するというのもなんだかなーとなる。
逆に、募集するという手もある。有名どころなら募集すればたくさん応募が来てそん中からよさげな人を選んだりもできるのかもしれんけども、ものがものだけにたくさん来るとも思えないし、例えば絵の技術レベル的なところとか、俺の好み的なところとか、いろんな要因でうーんって思うことがあっても、ことボランティアで熱意を持って応募してくれた人にお断りを伝えるのは忍びない。しかしプリセット画像となると採用したらそれからずっと「これがDXRubyだ!」というレベルで印象に残るポイントにならざるを得ないわけで、こっちとしても慎重にならざるを得ない。
小心者なので気軽に募集してみようかーと言うわけにもいかないのである。

どうしたものかと

このへんの話は松江に行ったときにRuby合宿やってる野坂さんとちょっと話してきたのだけども。あるといいねって話にはなるけど、これといった解決策があるわけでもなく。
なんかこう、いいアイデアないですかね。