サンプルシューティングのDXRuby0.0.6対応とRubyist

メソッド変更で動かなくなっていたところを修正した。
新機能を有効に活用できればいいのだろうが、もちろんそんなアイデアもやる気もない。


ステージデータやらなんやらを変更して、敵の数を大幅に増やしてみた。難易度超アップ。
右上にFPS表示を追加しといたが、なんだか計算が間違っているような気がする。
一度きっちり見直す必要がありそうだ。
後半に出した魔女2匹を倒さずに他の雑魚が出てくるまで粘ると、うちのパソコン(Pen4 2.4GHz GeForce7300GT)ではさすがに処理落ちする。
ゲーム自体のスクリプトに無駄が多いのと、なにげに半透明の画像を全画面にかぶせちゃってるのと、魔女の弾のキラキラが異様な数になっているのがあって、見た目よりはるかに重いゲームなのだが、サンプルを見る人はそんなこと気にするはずもなく。
DXRubyの性能はこんなもんかと思われるのは別にどーでもいいが、Rubyでゲームプログラミングの可能性を低く見積もられるのは悔しいな。


で、誰か作ってくれって言うのはよくある話で、たぶん、Rubyでライブラリ作ってる人って俺も含めて、ゲームプログラムに興味があるプログラマばっかりで、Ruby界隈にはゲームクリエイターという人種がいないっつーことなのではないかと。
だからRubyにはライブラリはあるがゲームはない、って批判される。
みんな、Rubyは使いやすい言語だから、これでゲームが作れる環境さえあれば、ゲームクリエイターが寄ってくるのではないか、とか思ってるけど、Rubyを使っている人がそんなふうだから、ゲームクリエイターは近寄ってはこない。
これは、俺自身を含めて全体的に、言ってしまえばRubyを採用したツクールを作ってるところすら、似たような考え方を持っているのではないかしらん、と思う。


Rubyistは熱く語って広めようとするが、Pythonistはいいものは黙っていても広まる、と考える傾向がある。らしい。
面白い、当たってるかもしれない。
Pythonistはよくわからないが、俺から見たRubyistの特徴は、Rubyならこんなことができる、こんなふうに書ける、そういうのを、他との違い?他より効率いい、っていうか、Rubyの特殊な特徴っていうか、独特の使い方みたいなのを、うまいこと利用していい感じで書ける、っていうのを宣伝しようとするし、そういう機能を作りこむ。
Railsなんてまさにその典型じゃない?
それは、Rubyを現在使っている人にとっては非常によい機能だとは思うが、ことゲームライブラリに関して言えば、Ruby界隈にはゲームクリエイターがいないわけで、他から人を引き込むためには、そういう機能を作りこんで、宣伝しているようではダメなのだ。
ゲームクリエイターは言語マニアじゃないから。
独特な特徴を理解して使えるようになるための勉強なんかしたくなくて、作りたいものを最低限の手間で実現したいわけだ。コーディングの手間じゃなくて、勉強の手間。
Rubyは、ほんとはそういう人たちにとっても、いい言語だと思う。簡単だし。
つまり、Rubyistが、その思想・態度が、そういう人たちにとっての障害になっているのではないか、と。

まあ、ゲームプログラミングなんぞにRubyを使ってくれなくてもいいよ、と言ってしまえばそれまでなのだが。