RGSS2を知る(33)

マップ描画に関して。

さっきのやつをいじったついでにテーブルなどを置いてみた図。
左がツクールで右がFreeRGSS。
なんか違うなあ〜って思ってしばらく見比べていて、ツクールのほうのテーブルの板が1枚多いことに気が付いた。
マニュアルにはこのように書いてある。

配置した際、パターン下端の 8 ドット分が下にずれて表示されます。

パターン下端の8ドットが下にずれる・・・とはちょっと違うよーな?
絵を描く人はこういう仕様でみんな1回はびっくりしてるんだろうな。
具体的にどうやってこんなことをしでかしているのかを調べるために、テキトーに色をつけてみた。

これを比較してみると、上から3枚目の板が一番下にコピーされていることがわかる。
それよか更にその下から覗いている水色が気になる。
この水色のせいでテーブルのデザインが変わっているのだが、ひょっとして不具合なのではなかろうか。
うーん、どっちかというと絵のほうの問題か。
この位置には地面は無いから、絵のこの部分を透明色にしてしまうと黒くなるだけだ。
設計としてはこのようなデータを想定してないから、板のほうは16pixel単位で描画しているのだろう。本来の設計どおりのデザインならテーブルの板は下にずれる足部分で隠れるはずだからだ。