DXRuby0.0.9リリース近くなってきた

DXRuby0.0.8リリース後、GC負荷安定、描画性能向上、エラーチェック強化、line描画アルゴリズム修正、フォーカスが外れたときの入力処理の省略、その他微妙なメソッド・機能追加と調整などを行った。
見た目、相変わらず大きな機能追加は無いが、最適化も含めて気になっていた部分を一掃できたという意味で、俺としてはこれでミッションを達成した感じだ。
ソースを眺めて、「あぁ、これ直さないとなー、でも面倒だから後回し」ってしていたものを全部直したから、もうソース見ても直すところは無い。
すっきり。
今後数百年にわたって語り継がれることになるDXRuby完成の瞬間である。
うそだけど。


冗談はともかく、俺的にはかなり満足。
このバージョンのDXRubyでできないことは、不具合でない限り、できないように作ってあるのだ。
っていうか、機能的には0.0.6でほぼ完成していて、だから、それ以降のバージョンアップは性能・品質にフォーカスしていた。
俺が想定している使いかたは一通りできるはずだ。
ちょっとそこからズレれていても、これだけ性能が出ていれば多少無理矢理でも実装できるはず。
背景の描画はもうちょっとなんらかの形で効率いい方法を追加したいところだが、それはまた別の、大きな機能追加という感じになると思う。


もう最適化のポイントもアイデアもなくなってしまった。
計算式1個や2個削ってもタカが知れてるし。積み上げていくのも面倒だし。
効果がありそうなネタはDXRuby本体じゃなくてDXRubyExtensionのほうに入りそうなものばっかりだから、基本性能はこのへんで打ち止めだろう。
まあ、現状ほかのライブラリに負ける気はしないし、DirectXライブラリが今後出てきたとしても、DXRubyを超えるような性能のものを作れる人はそうそういないだろうと思う。世の中最適化の分野で俺よりすごい人いっぱいおるからわらかんけど、そんな人がRuby用ゲームライブラリなんぞ作るとは思えない。
でもこれを表に出す気はあんまりなくて、比較してみた人が「やっぱりDirectX直接叩いてると速いねー」ってテキトーに言ってくれるぐらいでいい。
DXRubyを使ってくれる人が速度に不満を持つのもイヤだが、そもそも一連の最適化は俺の技術的追求と自己満足のためにやってただけだから。
っていうか比較広告は好みじゃないし。


んじゃあ、一通り確認しつつ、リリースの準備するかねー