中途半端さ

俺はよくいろんなことを考える。
新しい可能性とか、アイデアとか、ゲームのネタとか。
でも、それを実際にカタチにするかと言われると、まあ、だいたいは考えるだけで終わる。
考えるのは簡単だが、作るのは難しいのだ。


プログラミングは、仕事でやってるのは仕事だからなるべくきちんとやるが、趣味でやってるのは趣味だから、テキトーである。
作ってみてそのまま捨てたり、作りかけで飽きてほったらかしにしたり。
趣味だから別にそれで問題はないのだが、これが例えば人との共同作業になってくると、そうもいかなくなる。
とはいえ、プレッシャーが少し増えるだけであり、人を集めてゲームを作り始めたはいいけど空中分解しちゃったプロジェクトをよく見るのは、やはりそれが趣味の延長だからなのだろう。


ふと思い出して、昔作ったものをひっぱり出してきて、気が向いたからいじって。
というのもある。
ぶっちゃけ、DXRubyはそれだ。
arton氏(6/18敬称抜けてた!冷や汗出しながら追加)がActiveScriptRubyに含めてくれるらしいが、ある程度機能がまとまってきたからだろう。
ウィンドウハンドルさえ取れれば、Win32関連ならだいたいなんでも力技でできる。
細かいところで必須なものは既にほぼなく、追加したい新機能になるとそれなりの規模ということだ。
ようやく一段落、といったところか。
俺の趣味としては大変よくやったと言えるだろう。


このブログでも、思いついたことを書き込んでみて、書いただけで終わっているものは多い。
最近の例ではキャラ管理ライブラリなわけだが、あれはどうもいまいちピンと来ない。
アホほど速くなってくれればそれはそれで用途もあるだろうが、なんというか、こう、使いやすいものになるような気がしない。
しっくりこないのだな。
DXRubyMapも作ってはみたけどイマイチ。
モノとして需要はありそうだが、もっと自然に使えるようなものがよい。
言うほど速くないしなあ。
同様に、DXRuby本体のInputモジュールもイマイチだ。
bass.rbもちょっとなー。
vox.rbはもとがシンプルだからあれでよい。
DXRubyExtensionは、もうちょい。
なんだなんだ、会心のデキってのはほとんどないのか。
そういうもんか。
そういうもんだよな。